冬の寒さが厳しい季節になってきましたね。
私達は着るものや空調で寒さ対策をすることができますが、セキセイインコの寒さ対策はどうしていますか?何もしていないという方、結構いるのではないでしょうか?
私も「雀やカラス、鳩なんかは寒い冬もずっと外に居るし、セキセイインコだって同じじゃないの?」と思っていました…が!それは間違い!
飼育がしやすくて人気の高いセキセイインコですが、よりながーく一緒に過ごすためにはセキセイインコが快適に過ごす方法を知っておきたいところです。
この記事では、セキセイインコの四季折々の快適な過ごし方や、冬の寒さ対策についてもご紹介します。参考にしてみてくださいね。
春・夏の過ごし方
暖かな春は人間もセキセイインコも過ごしやすい季節ですね。
セキセイインコはオーストラリアの内陸部に生息していたため、暑さには強い印象がありますが、日本とオーストラリアには大きな違いがあるんです。
それは「湿度」。
オーストラリアの内陸部は乾燥地帯なので、湿度の高い日本の夏は過ごしにくいんです。それでは、セキセイインコにとって快適な過ごし方を見てみましょう。
春の過ごし方
セキセイインコにとって過ごしやすい季節です。日中の暖かい日差しで日光浴の時間を作ってあげましょう。気持ちよくて、うとうと…と、お昼寝している可愛い姿が見れちゃいますよ。
寒さの残っている3月よりもぽかぽか陽気の4月がいいですね。ただし、外で日光浴をさせる時は猫などの動物に注意してください。
私の経験談としては、マンションだから大丈夫でしょ!と気を抜いていましたが、カラスがマンションのベランダまで来るというハプニングがありました…。自分より数倍も大きい鳥がきたらビックリしますよね。
セキセイインコがパニックになったのか、大きな声で鳴いていたので気付くことができましたが、日光浴させる時はケージを吊り下げるなどした方が安全です。
夏の過ごし方
湿気が苦手なセキセイインコにとって、日本の梅雨は四季の中でも過ごしにくい時期です。ダニや寄生虫も繁殖しやすい時期なので、ケージを清潔に保つようにしてあげてくださいね。
ちなみに、日々の掃除方法としては、ケージの下に新聞紙を敷いておくことでその新聞紙を交換すればいいだけになるので、掃除が楽になりますよ。フンの量や形の観察もしやすくなるので、こまめに掃除してあげましょうね。
ケージ内の温度は26~28度で保つようにすると、セキセイインコにとって過ごしやすくなります。梅雨の間は除湿器を近くに置いて、夏本番はクーラーを付けていくことをオススメします。
または、家の中で涼しいところや風通りの良い場所にケージを置くのもいいですね。扇風機の風やエアコンの風は、セキセイインコに直接当たることがないように注意しましょう。
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秋・冬の過ごし方
秋は春同様、四季の中でも過ごしやすい季節です。しかし!朝と夜とで気温差が激しい日もあるので注意してくださいね。
セキセイインコにとって過ごしやすい秋と注意が必要な冬。それぞれの快適な過ごし方をご紹介します。
秋の過ごし方
四季の中でも心地よい季節である秋。春と同じく日光浴をさせましょう。
直射日光からビタミンD3が生成されてカルシウム吸収がしやすい体になります。秋は風の強い日も多いため、天気予報と相談しながら決めてくださいね。
冬の過ごし方
暖かいオーストラリア出身のセキセイインコにとって、日本の冬は寒さで辛い季節です。季節の変わり目は人だって体調を崩しやすくなりますよね。
それはセキセイインコも一緒です。体を冷やさないように注意してあげる必要があります。愛するセキセイインコのために、冬は保温対策をしておきましょうね。
冬場の寒さ対策
「寒さ対策ってどうすればいいの?」
「外出している最中も、部屋の暖房を入れっぱなしにしておかないといけないの?」
いきなり保温と言われても困っちゃいますよね。セキセイインコにとって快適な温度は年齢にもよりますが、26~28℃と言われています。この温度をキープしたいのですが、なかなか一定温度に保っておくのって難しいんです。
なので、ヒーターを活用しましょう!ヒーターにもいくつかの種類がありますが、近付いたら暖かいようなタイプではなく、ケージ内の温度を暖かく保つことができるようなものをオススメします。
我が家の場合、ケージの外に小動物用のペットヒーターとして豆電球を付けています。そしてケージ全体をビニールで囲っています。これをすることで、暖かい空気が逃げにくいようなるので保温性が上がります。
温度計を入れて温度管理をしたり、ペットヒーターにサーモスタットという温度調整の機械を取り付けている飼い主さんも多いです。
サーモスタットは設定温度以上になるとペットヒーターを自動的に電源OFFにしてくれる優れものなんです。暑くなりすぎないので、不在時も安心ですね。
老鳥の場合
老鳥の場合は、温度を28~30℃にしておきましょう。
成鳥はあまり過保護にする必要はありませんが、老鳥の場合は特に気を付けて温度管理を行ってくださいね。
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まとめ
人もセキセイインコも、急な気温変化で体調を崩してしまうことがあります。
四季それぞれの気温や湿度を考え、セキセイインコの小さな体に負担をかけないようにしましょうね。
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