インコを初めて飼う方は、ほとんどの人が1羽飼いから始めますよね。
インコのお世話やどれくらい飼育費がかかるかなど分からないうちは、断然単頭飼いがおすすめです。
しかし1羽飼って生活にも慣れ始めた頃、「もう1羽欲しい!」となってしまうもの。
これ実は私がそうでした(笑)その結果、気づけば家の中はインコだらけ(笑)
つがい飼いはメリットもあればデメリットもあり、多頭飼いするのになかなか戸惑ってしまう飼い主さんも少なくありません。
実際インコのつがい飼いってどんな感じなの?とか、1羽から2羽になると生活が変わるのか?など、疑問に思うことが沢山あると思います。
そこで今回は、インコのつがい飼いについてメリットやデメリットをご紹介していきたいと思います。
多くの飼い主が多頭飼いする理由とは?
私もそうですが、インコを飼っている方のほとんどがつがい飼いをしていることが多いです。
多頭飼いをする理由はたくさんありますが、1番多い理由は「インコが可愛すぎてもう1羽ほしくなった」、次に多い理由は「家を空けることが多く1羽だと寂しそうだから」です。
私も過去にインコを複数飼っていたときがありましたが、やはりつがい飼いで飼った理由はどちらの理由が該当します。
可愛いのはもちろんですが、当時の私は朝から夜遅くまで仕事をしており家にいる時間が少なかったので、もう1羽増えれば寂しくないかな?と思い多頭飼いを始めました。
つがい飼いすると2羽の可愛い姿が見えるのはもちろん毎日癒されますが、その分飼育スペースだったりお世話だったりとメリットやデメリットはもちろんあります。
つがい飼いのメリット
では実際に、つがい飼いのメリット・デメリットを詳しくご紹介しますね。
それぞれの個性を楽しむことができる
インコって、1羽1羽性格が違いみんな個性的。
種類が違う場合は、その子特有の性格や特徴を感じることができるので、見ててとても楽しいですよ。
私もセキセイインコを飼っていた時期、種類が全く違うインコを2羽飼っていましたが本当に個性的で面白かったです。同じインコでもこんなに違うの?と見てて笑ってしまうほど。(笑)
あの時は毎日見てても飽きませんでしたし、癒されましたね~。
つがい飼いの最大のメリットは、やっぱり個性を楽しめるところだと思います。
お互いの存在が良い刺激になる
1羽で飼うよりつがいで飼った方が、お互いにいい刺激になり寂しい思いをしないで済みます。
また、お互いがお互いの行動を気にし始めるので、今までびびりで活発的じゃなかった子でもつがい飼いをした途端、なんでも興味深々になり活発な性格になった!という話もあります。
私もつがい飼いしていたときは、おもちゃの取り合いだったり飼い主の取り合いだったり、喧嘩したり時には寄り添って寝ちゃっていたり2羽の行動を見てて面白かったです。
身体の異変に気付きやすくなる
1羽飼いだとどうしても体調の変化に気づくのが遅くなってしまい、うっかり見過ごしてしまうことがありますよね。
しかし、つがい飼いをすると比べる対象がいるので異変に気付きやすく、早期発見することができます。
実際私もメスのインコが毛引き症になったとき、すぐに異変に気付くことができました。これが単頭飼いだったら、気付かなかっただろうな~と今でも思います。
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つがい飼いのデメリット
ケージの数が増える
「つがい飼いなら同じケージに入れるのでは?」と思うかもしれませんが、最初から仲良く一緒に同居してくれる保証はなく大抵喧嘩します。
そのためまずは、別々のケージで飼うのが基本的です。
雛のときから同じケージで一緒に飼われている場合は特に問題ないのですが、先住のインコがいる場合は別々のケージで飼った方がいいでしょう。
繁殖させたい場合も同じです。
最初から一緒に同居させるのではなく、別々のケージで飼いお互いの存在に慣れてきて相性がいいのかきちんと見極めてから、同居させた方がいいでしょう。
私は一緒に同居させたことはありませんが、インコ仲間の方で繁殖のためにいきなり一緒にさせた結果、酷い光景を見たと言っていたことがありました(;^_^A
新たにインコを迎える場合は当然ケージが増えるので、置き場所などを考えなくてはいけません。
鳴き声が倍増する
一軒家ならいいですが、集合住宅で飼われている場合インコの鳴き声対策も一苦労ですよね。
つがい飼いをするとなると、当然ながら鳴き声も倍増します。
1羽より2羽の方が色んな鳴き声が聞こえて賑やかで楽しいですが、1羽増えればその分鳴き声も増えるので、隣人トラブルにならないように対策をきちんとしなくてはなりません。
飼育費用や労力、時間も倍増する
インコが増えれば当然、飼育費用や労力も増えます。インコの飼育は基本的に簡単ですが、ケージが増えればお掃除が大変。また餌の消費も早くなるので、毎月の餌代も倍になります。
先住インコと仲良くしてくれるか心配
つがい飼いで1番心配なのは、先住インコと仲良くしてくれるかです。
よくネットなどでも多く見かけますが、1羽増えることにより先住インコがヤキモチを妬いてしまったりストレスで毛引き症になってしまったり、また攻撃的な性格に変わってしまったりと、生活環境が変わるとインコ自身の性格が変わってしまうことがあります。
私もつがいでインコを飼っていましたが、実際そこまで喧嘩したり性格が大きく変わることはなかったです。
しかし1羽に構ってあげる時間が少なくなってしまったな、というのはありました。
また、個体によってはどうしても仲良くなれないこともあります。無理に一緒の空間にいさせてしまうと、激しい喧嘩をして血を見てしまうこともあります。
そういった場合は、同じ空間にケージを置かない、放鳥の時間をずらすなど配慮が必要になってきます。
1羽飼いでは全く気にしなかったことでも、増えてしまうことにより今まで以上に配慮しなくてはなりません。
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まとめ
今回は、インコのつがい飼いについてのメリット・デメリットをご紹介しました。
つがいで飼うと可愛い一面を見ることができますが、やはり労力やお金の出費も多くなります。
メリットよりデメリットの方が多く見られますが、インコの可愛さに魅了され最近では2羽で飼う方が圧倒的に多くなりました。
私もそうでしたが、日中家を空けることが多いとやっぱり可哀相な思いをさせてしまいますし、もう1羽増えることによって寂しさも和らぐかな~と思い途中から数を増やしました。
労力や出費は増えますが、その分可愛い2羽の姿も見れますし何より癒されます。
つがい飼いはメリットデメリットそれぞれありますが、飼い主さんに余裕があるのであればぜひつがい飼いおすすめです☆
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