インコが一生の大半を過ごすのがケージですよね?
いつまでも健康で快適な生活を送るために、ケージの掃除は欠かせません!実は、ケージの中はとっても菌が繁殖しやすくきちんと掃除をしてあげないと、健康にも被害が及びます。
今回は、ケージを掃除するやり方と、便利な掃除グッズもご紹介します☆
ケージの掃除の頻度って?
基本的にケージの掃除は三段階に分けます。
- 毎日の小さい汚れ落とし…水入れとエサ入れは毎日洗って交換
- 週に1回の小掃除…ケージ底の敷き紙の取り換え
- 月に1回の大掃除…ケージをすべて分解しおもちゃから全て丸洗い
エサ入れや水入れは害虫が発生しやすい場所なので、洗剤が付いていないスポンジでよく洗い、毎日新しいエサや水を交換してあげましょう!
人によっては糞の臭いが気になり毎日取り換える方もいますが、私は週に1回取り替えていました(*^-^*)取り替える時には必ず、糞に異常がないか確認してくださいね☆
最後は、ケージをすべて分解しおもちゃまで丸洗いします♪意外に丸洗いしていない方は多く、こまめに掃除していてもこびり付いている汚れって結構あるんです(._.)
ずっと放置していると、健康にもよくありません!金属部分とプラスチック部分に分けて、スポンジや歯ブラシなどを使い念入りに掃除してあげましょう♪
基本的に、ケージを掃除するときは洗剤を使ってはダメですが、どうしても落としきれない頑固な汚れがある場合は洗剤を使用しても大丈夫です。
ただし、よく濯いで泡が残らないように注意しましょう!
定期的な消毒がとっても大切!
インコを感染症や寄生虫から守るためには、ケージの定期的な消毒がとっても大切なんです!
月に1度行う大掃除の際に、最後熱湯を注いで消毒する方法が一般的ですが、小さいお子様や病人、お年寄りや妊婦さんがいる場合は更に念入りな消毒を行った方がいいでしょう!
手順は大掃除をするときと一緒で、最後熱湯をかける代わりに薬局で売られている市販の消毒液を使用します。「逆性石鹸」という、病院や飲食店で使われている消毒液です。
消毒方法としては、大きめのバケツに消毒液を入れそこにプラスチックや金属部分などを5分間浸し、その後しっかり水洗いし天日干しして完了です☆
消毒用のアルコールでもいいんじゃない?とよく聞かれますが、確かにアルコールを含ませた布で拭いても雑菌効果はありますが、アルコール成分をインコが吸い込んでしまうと冗談ではなくインコが酔っぱらってしまいます。
その為、逆性石鹸か熱湯消毒が1番効率的に良いですし安全です(#^^#)
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便利な掃除グッズ!
掃除をする際に絶対に欠かせない物や便利な掃除グッズをご紹介!
必ず準備するもの
- マスク
- 手袋
便利な掃除グッズ
インコのケージを掃除する際は必ずマスクと手袋を付けてください。実はインコの糞にはとっても注意が必要で、インコから人に感染する「オウム病」と言う病気があります。
このオウム病は、インコの糞の乾燥飛沫を吸収することで人に感染します。
どんなに健康で元気にしているインコでも、稀に保菌している場合がありますので掃除の際は必ず手袋とマスクを付けましょう!
また、インコのケージを掃除する際にこんな便利グッズがありますのでチラっと紹介しますね♪
大きな汚れを落とす用
こちらは、鳥かご専用の掃除アイテムで大きい汚れを落とす際に使います。色々な形状部分があり、止まり木などもとっても綺麗になりますよ☆
止まり木の汚れって意外に落ちにくいんですよね(;’∀’)私もいつも苦戦し、あまりに汚れがひどい時は新しい物に交換していました(笑)
値段もそこまで高くありませんし、まだ使ったことない飼い主さんはぜひ掃除グッズに取り入れてくださいね♪
こびり付いた糞や頑固な汚れに
こびり付いた糞や頑固な汚れに使います。主に使用する場所は、糞切り網!ケージの掃除の中で1番苦戦する場所ってここではないでしょうか?
私もケージを掃除するときに1番イライラする場所は、糞切り網…。
インコの糞は時間が経つと固くなってこびり付いて余計に取りづらくなるんですよね~(;^ω^)お湯でふやかしてもあまり効果なかったり…。
そんな時に役立つのがこの、魚焼きグリル用の掃除ブラシ!魚グリルの汚れも結構頑固で取りづらいので、同じような糞切り網にはとっても最適なんです☆
ゴシゴシ洗えちゃうのでこのアイテムはオススメ☆値段もお手軽価格なので、試してみる価値全然ありですよ~(*’ω’*)
掃除中は放鳥しない!
基本的に掃除をする際は、インコは別のケージに移しておきます。私のインコ仲間の方で、たまに放鳥している方を見ますがとっても危険です!
近くにずっとインコから目を離さない人がいるなら大丈夫ですが、飼い主さんが1人でケージを掃除する場合は必ず、別のケージにインコを移しましょう!
と言っても、移すケージは病院に連れて行くときに使うミニケージで十分です♪一時的なのでインコが快適に過ごせる大きさのもので構いません(*^-^*)
中には、同じ大きさのケージを2つ用意して交互に使っている方もいますよ(^^♪
掃除をするときは、どんなに手乗りの子でも放鳥は絶対に危険なのでミニケージなどにインコを移し掃除をしましょう(^^)
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まとめ
今回はインコのケージの掃除についてご紹介しました!
インコのケージはきちんと掃除してあげないと、人間に感染する菌やインコの健康に被害をもたらすものまで、実は危ない菌が潜んでいるのです。
働いている方や休みがない方はなかなか掃除ができないと思いますが、最低でも水入れとエサ入れは毎日変えてあげましょう!
また、最低でも月に1回はケージやおもちゃなど丸洗いし熱湯消毒または逆性石鹸で消毒しましょう!この2つをきちんと行えば、寄生虫や雑菌からインコを守ることができます☆
私も働いていた頃は毎日掃除をすることができなかったので、エサ入れと水入れは毎日取り換え月に1度はお風呂場でケージを丸洗いしてました!
やっぱり丸洗いしてあげると、インコ達も嬉しいのか歌を歌ったりケージの中で遊んでいたりしていましたよ(#^^#)
私たち人間もそうですが、汚いお部屋はジメジメして気分も上がらないですよね(>_<)
インコは一生の大半はケージの中で過ごすので、少しでも快適に楽しく毎日過ごせるように最低でも月に1回は掃除してあげましょう(^^)/
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