インコは雛のときに飼い主が挿しエサをして育てれば、自然に人に懐き手乗りになります。
しかし挿しエサをしてもしばらくコミュニケーションを取らなかったり遊んであげる回数が少なくなると、懐かなくなります。(これを荒鳥(あらどり)と呼びます)
懐かせるのに1番良い方法は雛から飼うことが1番良いですが、色々な事情から成長のインコをお迎えすることもありますよね。
大人になった成鳥のインコでも根気よく接していれば必ず懐きますし、手に乗るようになります。
懐くインコは本当に可愛くて、飼い主が虜になるほど。
実際私も何匹とインコを飼ってきましたが、飼い主に懐いたインコの姿を見るとたまらなく可愛いですし、メロメロになります。
そこで今回は、インコが懐くとどれくらい可愛いのかをみなさんにご紹介したいと思います!
そもそもインコって本当に懐くのか?
冒頭でもご説明しましたが、雛のときから人の手で飼われた場合高確率で懐きます。もちろん、成鳥から育てた場合もきちんとした飼育方法をすれば、懐きます。
懐かない場合に多いのが、インコとのコミュニケーションを取る時間が少ないことが原因です。
「あまりかまってくれない」とインコが認識すると、興味がないものに近寄らなくなりますし、人の手が怖くなってしまうことがあります。
よく成鳥のインコは懐かないと聞きますが、そんなことはありませんよ。
私もほとんど雛から育ててきましたが、仕事の都合もあって成鳥のインコをお迎えしたこともありました。
やはり最初は人慣れしていないので、近寄ってはこないですし手を差し伸べるとバタバタと暴れて飛び回ってました。
でも、焦らず時間をかけてゆっくりコミュニケーションを取っていくうちに少しずつ懐くようになり、最終的にはトイレやキッチンにまで付いてくるようになりました(笑)
ここまで懐かせるまでに結構な時間と体力を使いましたが、やっぱり懐くインコは本当に可愛いですよ。
なかなか懐かなくて途中で断念してしまう飼い主さんも多いと思いますが、頑張っていることはインコにもきちんと伝わっていますし、めげずに続けてほしいなと思います。
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懐くとどんな行動を取る?
「インコが懐くとどんな行動を取るの?」と疑問に思う方も多いと思いますし、実際私がインコを飼っていたときに友達によく聞かれたことがありました。
インコを飼ったことがない方からすると、未知の世界というかいまいち思い浮かばないですよね(笑)
そこでインコが懐くとどれくらい可愛い行動を取ってくれるのか、みなさんにお教えしちゃいますね♪
なでなでしまくれる!
これはインコの性格にもよるのですが、頭や身体をなでなでしたり手の平で握ることができます。個体によっては、逆にインコの方から「なでなでしろ~!!」と求めるくらい。
これはもう、たまらなく可愛いですね~。
私が飼っていたインコで唯一なでなでさせてくれたオスのインコは、本当に甘えん坊で私の姿が見えた瞬間飛んできては口ばしで手を突き、「はよしろ!」と命令するほどでした(笑)
名前を呼ぶと飛んでくる
これはインコを飼っている方なら、結構経験があると思います。私も飼っていたインコほとんどが名前を呼ぶと、私の所に飛んできました。
雛のときから飼育してあげると、自然に自分の名前を覚えるので呼ぶと手や頭、肩に一目散に飛んできてくれます。
これもたまらなく可愛いです!
ちなみに私が飼っていたインコは賢い子ばかりだったので、玄関までの足音で私だと反応して扉を開けた瞬間ゲージの入り口でピーピー鳴いて待ってるほどでした。
金魚のフンみたいに飼い主を追ってくる
これもインコあるあるです。(笑)
本当に懐いたインコは、ちょっと席を立っただけでもすぐ飛んできますし、トイレやキッチンに行こうとするとそこまで追っかけてきます。まるでストーカーみたいな感じ(笑)
この行動も、飼っていたインコみんなしていました。
歯を磨くときもトイレに行くときも、飲み物を取りにキッチンに行こうとするときもどこへでも飼い主の後を追っかけてくるので、たまに危ないな~と思いながらその可愛い行動がたまらなくて、ついやってしまうんですけどね。(笑)
甘噛みやマッサージをしてくれる
インコは綺麗好きなので、日中暇さえあれば毛づくろいをしていますよね。ペットショップや多頭飼いしている方は、インコ同士で毛づくろいをする姿をよく目にすると思います。
これは一種のコミュニケーションの1つで、飼い主に懐いているインコは人間にも同じようにしてくれます。
私はよく顔を甘噛みされたり、爪の間や髪の毛まで丁寧にマッサージしてくれました。こんな行動を取られたら愛おしくてたまらなくなりますよ!
名前を呼ぶと返事をしてくれる
元々おしゃべりが大好きなインコは、懐くとこの行動を結構してくれます。
そもそもインコはおしゃべりが大好きなので、身近にいる飼い主の言葉を常に聞いています。
飼い主の言葉を真似するのは愛情表現の1つで、懐いてくれているからこそ言葉を覚えようとしてくれます。これ実は私が飼っていたインコもしました(笑)
当時飼っていたインコの名前が「ひーちゃん」だったんですが、名前を呼ぶと「ぴ!」と鳴いたり「ひーちゃんだよ」なんて言葉を言ったりしていました。
想像するだけで可愛くないですか??
ここまで可愛い行動をしてくれると、本当に家族のような存在になりますよ。
いい子にケージに戻るようになる
これは結構大変で、懐いたからといって必ずしもそうしてくれるとは限らないのですが、個体によっては「ハウス」や「帰る時間だよ」と合図をしてあげると、いい子にケージに帰る子もいます。
先ほどご紹介したひーちゃんは本当に賢いインコで、「ひーちゃんおうち」と言うだけで私の手の平にのり、ケージまで持って行くとすんなり帰ってくれました。
また、ケージから出すときも勝手には絶対出なくて、手を差し伸べて出るという本当に賢い子でした。
この行動は別にしつけたわけではなく、飼い主とインコの中の絆というか信用問題なのかな~と思います。
本当に飼い主を信用して懐いてくれている場合、こんな行動もしてくれます。
他にもインコを飼ってみると、おもちゃで無邪気に遊んでいる姿であったり、飼い主にしか見せてくれない可愛い一面をみることができます。
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まとめ
今回はインコは本当に懐いてくれるのか?懐くとどれくらい可愛い行動をしてくれるのか?についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
インコを飼ってない方からすると、恐らくペットショップにいるインコをイメージするかと思います。
ペットショップに置かれているインコはほとんど人の手に触れてない子ばかりなので、ちょっと声をかけたり近寄っただけで逃げて行ってしまいますよね。
でも実際、インコが人に懐くとご紹介したように本当に可愛い行動や一面をたくさん見せてくれるんです!
これはインコを長年飼ってきた私が実際に体験したので、自信をもって言えます!
インコの飼育に悩んでいる方や、これからインコを飼おうかなと考えている方はぜひ、めげずに懐くまで頑張ってほしいなと思います。
きっと飼い主のことを最高に癒してくれる子になると思いますよ♪
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