あなたはインコの突然死の経験がありますか?「え!?突然死!?」と驚く方もいるでしょうし、「うちで飼ってたインコが突然死してしまった…」と、悲しい思いをしている方もいるでしょう。
実は、大切に飼っていたインコが突然死してしまうことって、珍しいことではないんです!
もちろん、全ての突然死の原因がハッキリとしているわけではありませんが、原因として考えられることはいくつかあります。どうしてインコが突然死してしまうのか、気になりますよね。
今回は突然死として考えられている原因を7つご紹介します。
インコが突然死してしまう原因7つ!
可愛がっていたインコが突然死…辛くて辛くて、現実と向き合うのが苦しい…。けど、どうして死んでしまったのかは知っておきたいところ。
原因として考えられるのは以下の7つです。
1.急激な気温の変化
体の小さいインコにとって、急激な気温の変化は命取りとして考えられています。特に雛(ヒナ)は寒さに弱いと言われています。真冬の夜、家の中なのに凍死してしまったという事例もあるんです。
夏は部屋の温度が高くならないよう注意し、冬はヒーターを使ってくださいね。
2.熱中症
インコは日光浴が好きですよね。暖かい日差しを浴びて、気持ちよさそうにウトウトと寝ているインコが浮かびます。健康にも良いとされていますよね。
でも!真夏の日光浴、特に直射日光の日光浴はやめてください。
ケージの上に物を置くなどして、日差しの当たる部分と、日陰になる部分を作り、インコが自分で調節できるようにしてあげましょう。人間同様に、熱中症はとても危険です。
「車の中に数分だけ…」その数分が突然死の原因となってしまうかもしれません…。
3.フッ素ガス中毒
実は、インコの突然死で多いのがフッ素ガスによる中毒です。
オーブンレンジを加熱する際に発生するフッ素ガスや、テフロン加工のフライパンを使用していて発生したフッ素ガスで中毒を起こしてしまうんです。
「そんなの知らなかったから気にしてなかった…」という方は多いです。キッチン付近にケージを置くのはやめておきましょう。なるべくなら、インコはキッチンに近付けないようにしましょう。
4.毒物を食べてしまった
インコが食べてはいけない物を知っていますか?人にとっては日常の食事で目にする食材も、インコにとっては毒になってしまうことがあります。
例えば、ネギの汁。これはほんの数滴で危険です!チョコレートやアボカド。これらもごく少量でインコにとっての致死量となります。
テーブルの上に食べ物を置いたまま放鳥するのは大変危険です。食べ物を置かないよう注意しましょう。
5.食べてはいけない物を誤って食べてしまった
インコの誤飲でよくあるのが糸くず、錠剤、輪ゴムやボタン、ビーズなど。小さくてインコの口に入ってしまう物は多いです。
これらが床に落ちていたり、テーブルに置いてあったら…好奇心旺盛なインコにとっては危険な物じゃなくて遊び道具の一つになってしまいます。
インコが誤飲したら危ない物はないか!?と、確認してから放鳥するように心掛けましょう。
6.壁や窓にぶつかってしまった
「窓ガラスにぶつかって死んでしまった」という事を耳にしたことはありませんか?
インコは窓ガラスが見えなくて「外に出れる!」と、勢いよく窓にぶつかってしまうことが多いんです。放鳥するときはカーテンを閉めたり、インコがぶつかりそうなところにガラス製品を置くのは避けましょう。
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突然死のリスクを下げる対処方法
突然死の原因として考えられている7つのうちの6つをご紹介しましたが、リスクを下げるための対処方法も覚えておきましょう!
まず、ケージ内の温度管理をしっかりとしましょう。そして、キッチンには近付けないようにしましょう。インコが食べたら危ない物が落ちていないか確認して、窓ガラスが見えないようカーテンを閉めます。
放鳥はインコも人も楽しい時間ですが、インコにとっては危険もたくさんあるので、放鳥するための準備をして部屋を整えてから放すようにしましょうね。
身近にあるアロマも急死の原因になる
突然死の7つ目の原因は「アロマ」です。部屋でアロマを焚いたり、加湿器の水にアロマを混ぜて部屋全体をいい匂いにして癒されたり…。
アロマと言えば「リラックス」、心落ち着く良いイメージですよね。しかし!アロマもインコにとってはとても危険なんです。
揮発性のアロマの油分を吸引することでアロマ中毒になり、突然死の原因となってしまいます。アロマ=インコの死因になることもあるなんて想像もつきませんよね。
しかし、アロマディフューザーが流行ったことでアロマが理由で亡くなってしまうインコが増えたのです…。インコのいる部屋でアロマを焚くのは絶対にやめましょうね。
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まとめ
人が生活する中で当たり前にある物が、インコにとってはとても危険なものであることがわかりましたね…。全てを防ぐことは難しいですが、気を付けてあげることはできます!
インコと長く一緒に暮らすことができるよう、環境を整えてから放鳥したり、危険を一つでも少なくしてあげましょうね。
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