インコはとってもおしゃべり上手で、ペットとして飼う方が増えてきましたよね。
そんな私も大のインコ好きで、過去に数匹と飼っていたことがあります。
しかし実際にインコを飼ってみると全然喋ってくれなかったり、言葉を教えても覚えてくれない…むしろ教えてもいない言葉を勝手に覚えてしまった…なんていう飼い主さんも少なくありません。
せっかく飼うならおしゃべりするインコが良いと、誰しもが思うと思います。
そこで今回は、上手にお喋りするインコの見分け方や言葉を覚えるコツをご紹介していきたいと思います。
お喋りするインコがどうか見分ける方法とは?
インコをお迎えする前に、そのインコがお喋りをするインコかどうか見分ける方法があります。実際に私もこれまで数匹飼っていましたが、インコをお迎えするときに必ず行っていた方法です。
見分ける方法は大きく分けて4つあります。
- 赤目の子
- オスのインコ
- 1羽飼い
- 人懐っこい
では、それぞれについて詳しくご説明していきますね。
赤目の子はよくしゃべる
赤目のインコはホワイト(白色)やイエロー(黄色)のインコで、目が赤いことからあまり人気がなかったり怖いイメージがあり飼っている方は少ないです。
しかし、赤目の子はよくしゃべるといった噂があり、私も過去にイエローインコを飼っていたことがありますが、たまたまだったのかもしれませんがよくおしゃべりする子でした。性別はメスだったのですが、人間の言葉をよく覚えて四六時中ずーっと永遠におしゃべりしていましたね~(笑)
もちろん個体によっては全くしゃべらない子もいますので、性格の問題かな?と思います。
オスのインコはよくしゃべる
これはよく聞く話ですよね。私もほとんど過去に飼っていたインコは、オスの方が圧倒的に多かったです。
雛のときに性別の区別をするのは難しく、成長とともに性別が判明するので選ぶのが難しいのですが、メスよりオスの方がおしゃべりが得意なことは確かです。
なぜかというと、オスはメスに対して求愛行動する際「ピッピッ!」とおしゃべりしながら行うので、メスより言葉を覚えるのが早いと言われています。
だからと言って、全くメスがおしゃべりしないなんてことはありません。
私が飼っていたメスの子は、私の言葉を覚えて喋ったり自分の名前を永遠に言い続けたり時には歌を歌っていたりしていました。
オスだから絶対しゃべる、メスだから絶対しゃべらないという決まりはなく、あくまでもその子の性格の問題です。
1羽飼いだとよくしゃべる
インコが言葉をしゃべるのは、人間の言葉を仲間の声として覚えるからだと言われており、他のインコと一緒に飼ってしまうと言葉を覚えずらくなると言われています。
もし言葉を覚えさせたい場合は、多頭飼いではなく1羽飼いの方がいいかなと思います。
人懐っこい性格だとよくしゃべる
よくしゃべるインコに共通する部分は、人懐っこい性格なところです。
人間に興味があるから必死に言葉を覚えようとしますし、飼い主が大好きだからこそ喜ばせたいとインコは思います。
雛のときに人懐っこいかどうか判断するのはちょっと難しいのですが、実際に私が行っていた人懐っこい子かどうか見分ける方法をご紹介しますね。
ペットショップに行くと、小さいプラケースにインコの雛がたくさんいることがありますよね。
インコから離れた距離に手を置いてすぐに手に近寄って来たり、手のひらに乗ってくる子は人懐っこく人間大好きっ子と判断してOKです!
実際この方法を行い、人懐っこいインコをずっと飼ってきました。
もちろんペットショップによっては触ることができない所もありますので、そういった場合はプラケースの外から手を見せて近寄ってくるか見てみてください。
プラケース越しでも、近寄ってくる子はテクテクと近寄ってきますよ~♪
意外にこの方法を知っている方は少なく、インコを飼いたいと思っている方に絶対教えています。
もし、インコをこれからお迎えしようかなと考えている方はこの方法ぜひ、試してみてくださいね♪
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言葉を覚える4つのコツ!
では次に、インコに言葉を覚えさせるコツをご紹介していきますね。
トレーニングは1回5分まで!
インコに言葉を覚えさせるトレーニングは、1回5分までとしましょう!
あまり長時間教えてしまうとインコの集中力が切れてしまい、やがてトレーニング自体が嫌いになってしまう場合があります。
トレーニング=嫌なこと、とインコが認識してしまうと、しゃべらないだけでなく飼い主さんも嫌いになってしまうことがありますので、早く言葉を覚えてほしいなという気持ちをグッと堪えて焦らずゆっくりコツコツ教えてあげましょう。
短いフレーズから始める
インコの言葉を教えてあげる場合は、「〇〇ちゃん」や「おはよう」など短いフレーズから始めるようにしましょう。最初から長い単語を教えるのは、難しく覚えにくいと言われています。
よくおしゃべりインコの動画を見てみると、自分の名前だったり「かわいいね~」など短い単語をしゃべっていることが多いと思います。
中には長い単語をしゃべる子もいますが、それは覚えた言葉が増えていくたびに少しずつ長い言葉をしゃべれるのであって、最初から覚えるわけではありません。
言葉を覚えさせるコツとして、まずは名前やあいさつなど簡単なフレーズから初めてみましょう!
1語ずつ確実に教える
言葉を教えるときは、1つの単語が完璧に覚えられてから次の単語を教えるようにしましょう。
覚えきれていない状態で次の単語を教えてしまうと、インコが混乱してしまい疲れてしまいます。
色々な言葉を覚えてほしいけど、まずは1つの単語が確実に覚えられるまで頑張ってみましょう!
あくまでおしゃべりトレーニングは、インコと飼い主の楽しいコミュニケーションの延長であることが大前提です☆
褒めてあげる
上手におしゃべりすることができたら褒めてあげる!これとっても大切なことなんです。
少しでも教えた言葉をしゃべれたら、「良い子だね」と褒めてあげたり好物のおやつを与えてあげる。
そうすることにより、インコが自分がしゃべった言葉に対して飼い主が喜んでくれたとしっかり認識してくれるので、飼い主を喜ばせようとどんどん色々な言葉を覚えておしゃべりするようになります。
これは実際私もしていましたが、本当に効果がありましたよ♪
私が飼っていたインコはあまりおやつを食べる子ではなかったのですが、リンゴはよく食べていたので上手におしゃべりができたらご褒美にリンゴを与えていました。
それからというものの、毎日毎日色々な言葉を覚えしゃべるようになっていました(笑)
この方法はおすすめなので、ぜひやってみてくださいね☆
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まとめ
今回は喋るインコと喋らないインコの見分け方と言葉を覚えるコツをご紹介しました。
インコに言葉を教えるのはトレーニングとしてではなく、あくまで飼い主とのスキンシップの一部として焦らず教えてあげることが大切です。
インコはとても賢い生き物なので、1語覚えたらびっくりするぐらいどんどん色々な言葉を覚えおしゃべりするようになります。
やっぱりおしゃべりするインコはとっても可愛いですよね♪
言葉を覚えさせる上で何よりも大切なのは、飼い主もインコも楽しんで行うこと!
飼い主が楽しくおしゃべりすれば、インコにも伝わり必死に覚えようと頑張ってくれます♪
最初は短いフレーズでもなかなか覚えるまでに時間がかかりますが、じっくりその子のペースで教えていってあげてくださいね♪
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